あるおっさんがVAPEにハマった話をまとめてみた(Hatena版)

40歳代後半になってからVAPE(電子タバコ)にハマりかけたおっさんが書くブログ

VAPEの情報源について

自分の仕事の経験から言えることではあるのですが、情報源が多ければ多いほどいい、という考え方についてはあまり賛同をしません。VAPEという趣味の世界では、確かにたくさんの比較情報があって、それを検討することでより良い「何か」に出会える可能性は高くなるのでしょうが、趣味ですから、もっと『セレンディピティ(偶然の出会い)』を大切にしてもいいんじゃないのかな、とは思っています。

情報の海にダイブすることの良し悪し

一般的には、何かを検討する場合、例えば商品AとBの検討をするときに、AとBについてそれぞれ情報を集めて比較検討をするわけです。最近で言えば、Orion Qを欲しいと思ったけれど、それよりいいものがあるかどうかを調べてみて、Smoant Pasitoが見つかり、情報を集めて結局Pasitoを買うに至った、という例があるわけですが、では他の類似商品の検討をしたのか、と言えば、実はやってないんです。他にもポッドシステムでよさそうなモノはたくさんあったのでしょう。今この記事を書くためだけにググってみますが、 * TARLESS Plus * VEEAPE VIMINI(PloomTECH互換機というくくりで売られてるっぽいけれど)

といったあたりでしょうか。たぶんレビューを見ればそれはそれで欲しいと思うかもしれないし、もっと本気で探せば他のいいものは見つかるのかもしれない。でも、そこに時間をかける意味はいったいどこにあるんだろう、とも思うわけです。

先ほど、2種類のモノだけしか検討していない、と書きましたが、一瞬だけですが選択肢の中にTARLESS Plusが含まれていたことがあります。ですが、(ネットで)見た感じ、自分の好みではないかな、と判断しています。『買いではない』と。VEEAPEについては今知ったくらいですから当然選択肢には入っていない。もう早い段階から2択です。

あまり深く調べていいモノを見つけよう、と思うのは自由ですが、それはそれでただ「情報の海で溺れる」ことにもなりかねないわけで、だったら直感を信じて決断することもあっていいと思います。

そんな情報をあまり持たない俺の情報源

ネットで調べる場合、とにかくいろんな情報を得るためにGoogleの検索からスタートする、ということはほとんどないです。Google検索をする場合は必ず目的を持って(キーワードは具体的な状態で)検索をします。一番ダメなパターンは、「VAPE 2020年 おすすめ」での検索。おススメするサイトは複数あって、それぞれがそれぞれの思惑でおススメのVAPEの何かを表示しているわけです。比較するにはいいかもしれませんが、比較対象の数が大きすぎて比べることができなくなります。

YouTubeでVAPE関連は数名しかチャンネル登録していませんが、チャンネルを見に行くことはめったにありません。そもそもYouTubeを見るときはトップのおススメ動画のところから見ることになるので、アップされている回数が多ければ多いほどおススメに上がってくる確率が高いというYouTubeのロジックを考えれば、最新情報であればおススメに上がっているユーザ、テーマに沿った動画であまり情報が頻繁に更新されていないユーザは必要な時にリファレンスとしてページを見る、といった具合です。

また、チャンネル登録をする基準もあって(VAPEに限った話ではないですが)、おふざけが過ぎる動画が多い人は基本的にチャンネル登録しないようにしています。こちらが必要としているのは的確な情報であり、客観的な比較を行うための、その人物が主観的に考えている事が必要なわけです。それと、商品紹介であれば、とにかく淡々と紹介してくれる人がいいです。最近の「YouTuberさん」*1に多いのですが、画面のトランジションに凝ってみたり効果音を多用してみたり、いわゆる「売れる要素」を突っ込んで、『いかに見てもらうか(≒動画の途中離脱を防ぐか)』ということに注意を置きすぎていて、本来行わなければいけない事である『商品紹介』をないがしろにしているケースが多いです。見やすくしていると思いたいのですがそれほど見やすくもなく、そして肝心な商品紹介の情報は薄っぺらい。意味ないんでそういうのは見ないように心がけています*2

YouTubeのお気に入りユーザの動画で検索をして、必要な情報はだいたいそこにあるのでそれを見て、更に関連動画で(見るかどうかは別ですが)類似情報を得ながら、比較のための情報を得て絞り込みを早めにかけていき、候補が2~3個に絞り込めたら必要に応じてGoogle検索やAmazon検索といったところでしょうか。

それから、コイルやウィックのやり方に関しては動画もいいですが、Pinterestなどの写真情報が結構おススメです。アートコイルもPinterestには結構載っていますし、複雑なウィッキングに関してもそこから動画へのリンクがあったりしますので参考にすることはできます*3

抵抗値等の計算については有名なサイトがあるのでそこを使っています。

www.steam-engine.org

ここはこれ以上の説明は不要、と言いたいところですが、一応アタマの中には「オームの法則」が入っていて、特にデュアルコイルセッティングの場合はコイル(抵抗器)の並列回路となるという基本があるので、シングルコイルで組んだデッキに比べると圧倒的に抵抗値が少なくなるはず、ということは最初の段階で理解をしています*4。計算はさすがに面倒なのでサイトで計算をしていますが、最初のなんとなくの設計段階では割とゲージ数と巻き数が想像できていたりはします。

あとは、やっぱり「現場百遍」ですかねぇ。ショップに行って*5、時間があれば話を聞いてみるとか。VAPE好きな人たちとの交流も情報を集めるにはもってこいです。

*1:基本的にこの手の人たちは「後発組」です。

*2:同じ人の動画を見ていておススメに必ず出てくるとか、ちょっと気になることはあったりするのでそういう時に見ることはあります。だいたい後悔します。

*3:縦コイルのウィッキングは確かPinterestで検索して、それでもやり方がわからなくてYouTubeに戻って調べたような感じですが。

*4:だからデュアルの場合は単体コイルの抵抗値はかなり高めにする、つまり巻き数を多くする必要があるわけです。

*5:行ってみたらショップがなかった、ということも起こるわけです。秋葉原中央通りのVape Treasureとか。久しぶりに行ってみたら「なんか違う店がある気がする...」と思っていましたが、何度か近辺を通って初めて「あ、ない」と思ったんです。ちょっと奥の方に店構えてたんですね。今度行ってみよう。