あるおっさんがVAPEにハマった話をまとめてみた(Hatena版)

40歳代後半になってからVAPE(電子タバコ)にハマりかけたおっさんが書くブログ

インプレッションレビュー:PloomTECH+(プラス) その③ GOLD CLEAR MINTを吸う

モニター募集で届いたPloomTECH+のカートリッジのとりあえず消費をしながら、大体1週間くらい使い込んでみて*1感じたことや、前回まで書いていなかった、気づいたことなどを書いてみたいと思います。

カートリッジやカプセルのセットアップ

1週間も(本体を)使っていると、自然とセットアップの仕方も覚えてきます。普段は「カプセル」のみの交換なので、青LED(または充電少状態の紫LED)が点滅したらボタン長押しで「パフカウンターリセット/吸引による電源の自動ON」が発動。いそいそとカプセルを差し替えて、また吸えばいい。

無印PloomTECHと比べると、ちょっとパフのカンストまでが早いかなぁ、という印象を受けました。カプセルの味がそれほど落ちてない、言い換えると、まだニコチンのキックが相当残っている状態でカンストするような気がします。

でも、今回は真正直にカンストでカプセルを入れ替えてみましたが、最初にフル充電をしているので、4個目のカプセルがカンストしたタイミングでLEDは紫に色が変わって点滅を始めました。充電少、と上では書いていますが、実際には充電量が20%を切るとLEDが紫*2に点灯/点滅するので、パフ数で見てるのか、それともバッテリー残量で大雑把に確認しているのか、内部的にはどっちなんだろうなぁ、と思ってしまいます。

で、無事(?)最初のパッケージを吸い終わってバッテリーもちょうど切れた状態を示す赤LEDの点滅となったので、フル充電をして、モニターで届いたもう一つのパッケージ、「GOLD CLEAR MINT」をセットしてみます。

カプセルを入れずに吸ってみる

リキッドのみで吸ってみると、少しメンソール感があるけれど甘みも少なくあっさりとした味。香りもほとんどなく、鼻に抜けるのはメンソールの刺激感だけ。VAPEに慣れていると、このリキッドだけなら物足りないと感じるだろうな、という感じ。煙量もGOLD ROASTと同じくらい。

リキッド入りカートリッジのVAPE PODとしてのスペックは、コイル抵抗値3.0Ω(実測値)。特に出力調整をせずに電池(たぶん3.7V)そのままで通電させれば出力は4.56W。リキッド自体に味や香りはつけても大して出なさそうなスペック。これは市販リキッドを注入して吸うにはイケてない感じかなぁ*3

カプセルを入れて吸ってみる

最初に感じるのは強いメンソール感、というよりは「薄荷(ハッカ)」の味。リキッド単体では感じなかったところをみれば、カプセル内(タバコ葉?)にハッカ油的なものでもしみこませてあるのか。

ニコチンのキックも感じるのだけれど、「メンソール(ハッカ)」の爽快なキックがニコチンのいがらっぽさをかなり和らげてくれている。GOLD ROASTに比べると段違いに吸いやすい。むせない程度の強メンソール感。

このパッケージ単体の味だけで言えば美味しいと思うし、飽きない味だなぁ、と思うけれど、「PloomTECH+」というモノ全体でみると「可もなく不可もなく」、という感じ。タバコの代わりに使ってみたい、という目線であれば、メンソールタバコを吸っているのであればちょっとだけ物足りないけれどメンソール感の強さで帳消し、というところでしょうか。

カートリッジのリキッド漏れについて

俺自身スティック型PODシステムとの相性はイマイチ。改造(リフィル)をしようがしまいがリキッドが漏れてしまうので思った以上にメンテナンスが大変だなぁ、と感じています。JUULもやっぱり同じなんだろうか。わざわざ相性の悪いモノを買うつもりもないのでわからないのだけれど。

PloomTECH+のリキッドもそこそこ漏れます。ただ、漏れすぎて本体側に滲出してくるほどの漏れではなく、カプセル交換のタイミングでちょっとカートリッジ周りや本体のカートリッジとの接触部(端子)あたりを軽く拭き取れば解決。むしろ、mybluやSTLTHのようなPODを差し込むタイプのように端子が奥まったところにあって拭き取りにくいことに比べれば、本体とカートリッジカバーが分離できてメンテナンスしやすいのはメリットではないかな、と思います。

モニター募集の全容

さて、「モニター募集の全容」と言っても、ある程度守秘義務もあると思うので詳細については触れないですが、2回くらい「期間中」にアンケートに回答をしてほしい、という条件がありました。味についてなのか、それとも本体の使い勝手についてなのか、まだアンケートが届いていないのでわかりませんが、よくあるモニターアンケートと似たような感じでいろいろと聞かれるんでしょう。

特に不良品が送られてきたわけでもないし、タバコパッケージもカスみたいなものが送られてきたわけでもないので別に文句もないですよ。普通に大人の対応をしておくつもりです。

バイスとしての全体評価

1週間ちょっと使ってみて、という程度ですが、全体の評価としては先に述べた通り、「可もなく不可もなく」レベル。多少VAPE寄りのバイアスがかかっているかな、と自己評価をしていますが、市販品として考えれば「まぁこんなもんでしょ」と思います。

短所(Cons)

VAPERの目線で言うと、カスタマイズ性が極端に低いことは好ましくないなぁ、と思います。ユーザにとって良いことになるかどうかはわかりませんが、例えばリキッドの入ったカートリッジ(POD)とタバコカプセルが自由に組み合わせることができたとしたら、よりVAPEに近いユーザ体験ができるような気がしますがどうでしょうね。通販限定とかでやったら面白そうかも。

リキッドの残量がわかるのはいいんですが、カートリッジ内部の構造の問題か、いまひとつ残量が見にくいなぁ、と感じます。もっとも、250パフでカプセルがなくなるわけで、カートリッジ内のリキッドは少し余った状態で廃棄することになるのだから、見えなくても構わない気もするんですが、もし視認性を高めるのであれば、リキッドに少し色を付けてみるとかしたらたぶんこのカートリッジ構造*4なら多少見やすくなるように思います。

吸ってしばらく置いておくと勝手に電源が切れて、次に吸うときに再度電源を入れる「ボタン3回押し」というアクションが必要になるのは、ちょっと違和感を覚えるというか、なんか無駄な動きをしているなぁ、と思っていたりします。VAPEに寄せたわけでもないし、加熱式タバコに寄せた*5わけでもないし。無印やスティック型PODはそもそも電源を入れるという行為がなく、吸引すれば自動で電源がONになるという仕組みですし、なぜ無印でできた自動ONができていないんだろうな、と思います。

長所(Pros)

ゴテゴテとした余計な装飾がなく、シンプルに1~2色、しかも同系色でまとめているのはスタイリッシュな印象を受けます。最近のVAPE、特にMODはちょっと派手目な装飾が目を引きますが、ともすれば子供っぽく見えてしまいます。今回送られてきたものは「URBAN DEEP VIOLET」という色名、深い紫色ですが、一部のパーツ(カプセルホルダーと本体の電極周り、ボタン)が黒で、全体としては「光の加減で黒く見えたり深紫に見えたり」するので、誰が持っていても違和感がないかな、とは思います。

持った時のバランスがいいです。重さ配分は、下になる本体が重く、上との重さのバランスが取れていますし、自然とバッテリー部分を握る、という持ち方にさせてくれます。無印もそういう持ち方になる重さ配分なんですが、細すぎることで紙巻きたばこのように指で挟んで持ちたくなってしまいがちですが、重さや太さが程よく、スッと手が伸びます。塗装の具合や本体の金属的な質感もとてもいいです。

エアフロー調整はできませんが、改造してまでエアフローを広げたり狭めたりする必要を感じない、絶妙なMTLドローの重さだと思います。ドローの重さは好みもあるので、まぁ個人的な好み、という話で聞いていただければいいのですが、ニコチン入りの煙を吸うならこれくらいの重さがちょうどいいかな、と思います。昔のスティック型AIOのVAPE(KangertechのEVOD)を引っ張り出してドローを確認してみましたが、まぁ同じくらいというか。

次は魔改造編?

ちょっと間を置くことになるかとは思いますが、カスタマイズの可能性について少し挑戦をして、結果を記事にしてみたいと思います。

*1:「使い込む」というほど使い込んではいませんが、まぁ言葉の綾、ということでご容赦を。

*2:正確に言えば内部の青と赤のLEDが同時に点灯するので紫に見えるという仕組みです。

*3:リキッドの甘みが強く出るはずなので。

*4:上部だけ内部で3つの仕切りがあって、リキッドがコットンにしみて蒸発するときに空気の泡がカートリッジ内に入ってくるんですが、その泡が不均等に仕切りのどこかに入っていくので、それぞれ空気の入り具合が異なってしまいます。そのため、一杯入っているように見える場所もあれば結構減っているように見える場所もあります。

*5:加熱式タバコはタバコスティックを指して加熱装置を起動させるために、吸引前に必ず「電源を入れる」という行為をします。

インプレッションレビュー:PloomTECH+(プラス) その② GOLD ROASTを吸う

モニター募集につられて応募したPloomTECH+。大量に送られてきたカートリッジの消費もしないとなぁ、と思いながら、今回はたばこフレーバーのカートリッジのレビューと、本体のVAPE(電子タバコ)としての吸い心地に焦点をあてながらレビューしてみたいと思います。

セットアップについて

今回、本体マニュアルは一切読まずにセットアップをしようと思ったのですが、よくわからない。でも、カートリッジのパッケージ内側にもセットアップの仕方が書いてあるので、結局それを見ながらセットアップしました。

ちょっと気になったのが、リキッド入りのカートリッジ。リキッドが少しにじんでいたんですが、これが今後どうなるか。ずっとスティック型のPODには液漏れで悩まされて結局使わなくなった(使えなくなってしまった)ことが多く、これも同じようにリキッドがバッテリーを侵食しないかどうか...。

それ以外は特に大きな問題もなく、というか、無印PloomTECHと同様、最後に吸い口に「タバコカプセル」を挿入すればOK。電源のON/OFFは、ボタンを3回押せばONにはなるけれど、普通のMODみたいにボタンを押して吸うのではなく、吸えば勝手にONになるスタイル。なんかこのボタン、意味がない気が...。

と思っていたけれど、しばらく使っていると、勝手に電源がOFFになっていることに気が付きました。あぁなるほど、吸うときに電源を毎度ONにしないといけないのね。

カプセルを入れずに吸ってみる

プラスが出る前、無印が出て1年後くらいだったかと記憶をしていますが、メンソール系と非メンソール系でカートリッジのリキッドがもともとは共通のものを使っていたのをメンソール系はメンソール入りのリキッドに切り替わったんですが、プラスもそのスタイルを踏襲しているようで、今回試している「GOLD ROAST」のリキッドは、まずリキッド入りカートリッジを少し匂ってみると、たばこ系のリキッドでよくあるナッツを思わせる香りがほのかにする*1

2~3パフくらい吸ってみても、特にキックもないし、ほんの少し「たばこっぽい」香り、というか、無印(またはプラス)を吸ったことがある人にはわかる、「タバコカプセル」の香りがほのかにするくらい。煙量は...。

...、あぁ、確かに無印よりは出てるかな、という感じだけど、mybluやSTLTHに比べたら全然出ない。

カプセルを入れてみたら

まぁ、PloomTECHだしなぁ、と思ってカプセルを入れて吸ってみると、さすがニコチン入りのカプセルを通しただけはある。キックが半端ない。煙をのどに通すとかなりガツンと来る。ずっと紙巻きたばこを吸っていないけれど、タバコってこんな感じだったかな、と昔の記憶を思い出す。

ヨメがiQOSを吸っていて、年に何回か吸わせてもらうことがあるのだけれど*2、iQOSより吸いごたえがあるんではないかな、と思うくらい。

味は、というと、これは好みの問題もあるのでアレですが、良くも悪くも「PloomTECH味」というか。

リキッドにも少し香りがついているのだけれど、カプセルは(当たり前だけど)より「タバコ」の香りが強く、リキッドのみで吸うのに比べると少し「酸味」がいい感じの雑味となってくる。もちろん、(紙巻き)タバコとは違う味だし、加熱式タバコとも違う、(低温加熱:VAPE型)PloomTECH系独特の味。

本体の「吸い心地」

MTLなんだけど、手元にあるSTLTHと比べるともう少しドローが軽め。ギリギリDLでも行けそう、と思うのだけれど、カプセルを入れて吸うとキックが強すぎるのでDLだと咽そうになります。

無印との比較をすると、プラスのほうがドローが重いです。そして、プラスのエアホールはリキッドカートリッジの見える穴(大きな穴)の下にある小さい穴で、2か所空いているのですがそれを片方閉じるとかなり重めのドローになって、完璧なMTLになります。

だからと言って、重くしたほうがいいのか、というとそうでもなくて、煙自体がそれほど味があるものではないので、改造とかせずにデフォルトの重さで吸ったほうが「いい*3」かな、と思います。

個人的好みとは離れてる

VAPEに慣れてしまっていると、香料の効いたリキッドで味の好みを語ることになるので、その点で言えば「味・香り」よりも、いかに「匂いを減らすか」というPloomTECHシリーズの開発思想通りの「嫌な臭いの少なさ」である一方、香りが少なすぎて物足りない、と思ってしまうのかな、と思うんです。吸った時のキックが強烈なだけに、それに見合うだけの香りが少なすぎるなぁ、と感じてしまう、というとわかりやすいかな。

「タバコ」テイスト、というのがまた曲者で、それこそ以前紹介した、昔から持ってるシラフシラズみたいな、タバコノートをベースになんとか、みたいなリキッドに慣れていると、タバコのいい香りがしないのはすごく不満というか。よくわからないけれどニコチン摂取してる、みたいな。

無印を吸っていた時に、一度だけ非メンソール・タバコオンリーテイストのカプセルを試したことがあったけれど、正直『美味くないなぁ』と感じました。たぶん嫌な匂いが少ないことよりも、いい匂いがしなかったからそう思ったんだよね。フレーバータバコ(非メンソール)もやっぱり一度吸ったけれど(ブラウンアロマとかだったかなぁ)、ちょっと好みとは違ったけれど吸えなくはないなぁ、と感じてたはず。

このパッケージ、誰用なんだろうな、とすごく感じます。タバコの味や香りが忠実に再現されていれば紙巻きたばこからの切り替え用、ということになるだろうし、禁煙補助器具という観点で見るにも中途半端。やっぱりフレーバー付きのほうが好みなんだなぁ。

余談:紙巻きたばこ遍歴から味の好みを考える

本題からは外れますが、俺の紙巻きたばこ遍歴を追いかけてみると、香りの強めなタバコを好んで吸っていたように記憶しています。もう30年くらい前からの記憶をたどるのでアレですが、ピース(両切り・缶ピーから1mmまで結構吸った)、キャメル(両切りも吸ったし普通のも吸った)、セブンスターも吸ってましたし、最後に吸っていたのはアメスピでした(メンソールでしたが)。

味はもちろん、香りもタバコの一要素ですし、「香りが嫌い」という理由で吸わなかったタバコもあります。マルボロパーラメントが双璧で嫌いで、ほかにも香りが強烈すぎてダメだったのがわかばとチェリー。どれも酸味がかなり強いんですよね。コーヒーの好みと一緒だなぁ*4

葉巻やパイプも好きだったので、やっぱり香りが強めなリキッド(VAPE)が好みなんだな、と、そして、酸味が得意じゃないからフルーツ系もあまり好まないんだな、と自分で納得した次第。

さて次回は

とりあえずGOLD ROASTをひと箱吸いきってから、ですが、もう一種類のサンプル品、GOLD CLEAR MINTを試してみたいと思います。無印の時も普通のメンソールを吸っていたのでたぶん今回みたいに「好みじゃないな」とは言わないと思うんですが...。また、本体のスペック面についてももう少し分析をして記事に乗せられればと思います。それと、「モニター募集」の全貌についても。

*1:ほかのサイトでは「カラメル」という表現をしていました。あぁ、確かにそうだ。ちょっと濃いめ、焦げるギリギリのカラメルの香りです。

*2:飲み屋に行くまたは車の中で、VAPEが何らかの理由で使えなくて、どうしても「吸いたくて」という条件が重なった時に借りて吸います。今年2020年は今のところ2回かな。

*3:おいしい、ではなく、そのほうがいい、というレベルです。重さを変えたところでおいしさレベルは変わらないです。

*4:コーヒーも酸味が強いモカやコナは若干苦手です。キリマンジャロもあまり好きじゃないかなぁ。逆にブラジルとか南米系の苦みが強いのは好きですね。

月イチ日曜版:所有ブツ紹介 コイル治具

治具」という言葉は実は日本語ではなく、英語の"jig"の当て字だそうで。

所有ブツ紹介と言っても

実は今までコイル治具のセットを買ったことがありません。コイルは何度となく巻いていますしRDAの通電確認や抵抗値の確認も普通にやっているわけですが、治具がなければできないわけでもないですし。

どうやってやっているかと言えば、ドリルビット3本(2.5、2.8、3.0)とワイヤー、使いかけのコットンと、RDAを買った時におまけで付いてくるドライバーなんかを適当に100均で売っているプラスチックの道具箱みたいなのに放り込んでいて、必要に応じてそこから取り出して使っています。

ドリルビット

古道具屋で3本100円で売っていた、誰が使ったかもわからないドリルビットです。刃がついているようには見えないので相当使い古されたものなんでしょうか。細さの区別が微妙なところですが、2.5mmと3.0mmはよく使います。3.0だとデッキに入らないかもなぁ、と感じた時に2.8mmを使います。

ちなみに、すごく細いコイルを巻きたいときには、RDAのおまけドライバーが役に立ちます。めったに作りませんが。

ワイヤー

カンタルの30AWGが個人的には使いやすく常備しています。最初はCUBISクリアロのコイルをリビルドするためにと買いましたが、そちらはなかなか味が決まらないまま結局新品コイルを買う生活に入ってしまいました。でも、細さ・柔らかさと言いコイルにした時の立ち上がりの良さと言い、大変重宝しています。一番最初にコイルを作るときにはこれを選んでいます。

もう一つ常備しているのは同じくカンタルの24AWGですが、これでコイルを作ると抵抗値は低く抑えられますが立ち上がりが遅いという特性があるので、ちょっとした工夫が必要だったりはしますが*1、爆煙セッティングが好きですのでこういう太めのワイヤーはやっぱりあると嬉しいです。

また、これはまだ使ってないのですが、ホームセンターで安売りをしていたので買った複数のゲージの「ステンレスの針金」をワイヤーとして使おうとしています。もともとVAPE用として売っていないものですので、さび止め用の油や薬品などが塗布されているという話で、それを焼き切るまで大変だ、とは聞いていますが、ステンレスワイヤー(いわゆるSSワイヤー)なのでコイルアート用としても使えそうなので、時間があるときにでもいろいろとやらかしてみたいな、とは思っています。

コットン

初めて買ったコットンは確か、Coil Masterが出していた「Pro Cotton」でした。海外では「オーガニックで日本製のコットンが最高だぜ」と言っていた時代。今もそうなのかわかりませんが、最初はとりあえずVAPE専用のコットンを買うことにしました。コイルも当時はいろいろ試していましたし、リキッドも複数買っていたので試し吸いするときにはコットンの取り換えもしていましたので*2、1年くらいでほぼ使い切ってしまいました。

そのまま同じものを買おうかとも思ったのですが、「オーガニックで日本製のコットン」と言えば、化粧品メーカーで出している国産オーガニックコットンで作った化粧用コットンも同じであることに気が付いて、たまたま近所のドラッグストアで安売りしていたコットンパフを一箱買いました。使い方も始めの頃よりはルーズになってきているのでコットンの使用量も減ってはいますが、それでも一箱を使いきるのに果たして何年くらいかかるだろう、というくらいの量です。

工具類

コイルを巻くために必要になる工具ですが、ほとんどが家にあった手持ちの道具を使っています。

ワイヤーを切るためにワイヤーニッパーが必要ですが、これはもともと電子工作系の仕事も受けている関係もあって手持ちで持っていました。それでも500円くらいの精密ニッパーみたいなのを使っています。コイルを巻きつける「治具」としての円柱形のナニモノカについては前述通り、ドリルやドライバーで代用が可能ですし、取り付けをするためにピンセットやとげぬき、ラジオペンチなどが欲しいですが、それも手持ちで代用が可能です。

必ずと言っていいほどVAPEのコイルを巻く人たちが言う、「セラミック製チップのピンセット」ですが、あったら便利なんだろうな、とは思いますが、今のところなくても作業はできています。セラミック製のチップ(先端部)ピンセットが必要な理由は、コイルを巻いてデッキにセッティングしてから、コイルの巻いているスキマが空いている場合に、熱を加えながらスキマを閉じるために挟み込むときに使う「だけ」です。熱を加えているときに金属製ピンセットでコイルを挟み込むと、それによりコイル周辺に通電している電気の抵抗値が変わってしまうため、コイルが温まらなくなります。回線上はそこでショートを起こすことになってしまい、通常は回線ショートにより通電する機器は機能停止してしまうはずです*3

オームメーター

こういうの。

当然持ってません。ですので家に唯一あるテクニカルMODが代用品になります。普段はメカニカルMODで吸う方が多く、テクニカルMODはサブ機扱いなので問題はないですが、まぁ持っていた方が便利なんでしょうね。ちなみに、仕事柄「マルチメーター」というものも持っています。

最初の頃、科学的にいろいろと考えていた頃に、コイル1本あたりの抵抗値や全体の抵抗値などもコレで計ってMODとの誤差を調べてみたりしていました。今はめったに使わないですが、自分で巻いたクリアロコイルの抵抗値を測るのはこっちを使うことの方が多いです。特にコットンを巻いてケースに詰めてから、コイルの足の処理をする前に一度計測をして、ケースと足が接触してショートを起こしていないかなどのチェックをする場合ですね。

治具や工具は揃えるべきなのか

何も持っていなければ揃える方がいいでしょう。ですが、VAPEをするなら「専用工具」を大枚叩いて揃えるべき、という意見についてはちょっとだけ反対をしておきます*4

俺は仕事や元からの趣味があるので、わざわざツールキットみたいなのを買わなくてもほとんどの工具が自宅に揃っています。この場合は「どうしても代替が効かないもの」だけを買い揃えばいいわけです。例えばワイヤーニッパー。大き目のニッパーは結構持っている人が多いようで、他人の家の工具箱を漁っているとだいたい出てきます。が、VAPEのコイルワイヤーを切る、特にデッキにセットした後の余った足をカットする場合に、大き目のニッパーでは届かなかったり足を切るときに余ってしまっていたりと、ちょっと都合が悪かったりします。100均で売っているニッパーは小さくて使いやすそうですが、やはり足のカットに向かないので、これは少しいいモノを買った方がいいです。と言ってもホームセンターで買える程度の精密ニッパーでいいです。

ピンセットとオームメーターについては先述の通りですが、あれば便利なので金銭的に余裕があって、更にVAPEにどっぷりハマりたい、という人であれば買ってもいいんじゃないでしょうかね、というくらい。なくても代用することができればそれはそれでいいでしょう。俺だったらピンセットはちょっと欲しいけどオームメーターは特に必要性を感じないし代用品はたくさんあるので問題ないかな、と。

結論として、「治具は買うな」的な書き方になっていますが、アリモノで徐々に深みにはまっていった方が趣味としては面白いんではないかな、と思うんですよね。だったら最初からあれもこれもと手を出すのではなく、余裕があるからコレ買ってみようかな、的な感じで買い足していくのがいかにも趣味にハマった感が出て周囲も楽しく見てくれるんではないかと思うんですが*5

*1:24と30のパラレルコイルを一度作ったことがありますが、立ち上がりの良さと接地面積の広さに対する抵抗値の低さによる爆煙効果は得られています。味が出ているかどうかはちょっと疑問ですが。

*2:最近も明らかに味が異なる種別のリキッドなら取り替えますが、メンソールオンリー→フルーツミント、みたいなパターンならそのまま使っちゃうことが多いです。面倒ですもんね。

*3:ピンセットに通電してしまうのですが、感電はしないです。4~5Vの直流電流ですからピリッとも来ないです。むしろ、コイルの熱がそのままピンセットに伝わってしまうことで、ピンセットが突然熱くなり持てなくなることはあるかもしれないですね。

*4:本当は「ぜひ買え」と書いてリンクを踏んでもらって広告収入を得た方がいいのだと思っているのですが、あくまでも個人的な意見です。

*5:逆に趣味を始めようとして高価な道具一式を揃えて、みたいなのはそれこそ金満オヤジみたいでなんかドン引きしてしまいます。

インプレッションレビュー:PloomTECH+(プラス) その① 顛末編

ちょっと長めになるので数回に分けて書きますね。今回は初回です。なぜPloomTECH+のインプレッションレビューをするに至ったか。

一通のメールから始まった

2020年9月のある朝、仕事のメール*1を読みながら整理していると、クラウドソーシングプラットフォームのLancersからのPR系メールが目に留まった。

[LancersからのPR]【成人喫煙者限定】プルーム・テック・プラスのモニター参加者募集のご案内 ※この広告は、ランサーズとして喫煙を推奨するものではありません。

プルームテックはそろそろ卒業かな、と思っていて最近は使っていないし、mybluやSTLTHもちょっと違うかな、と感じている今、新しい「VAPEのガジェット」を使える、というのはちょっと魅力かも、と思ってメールを読み進めると、

[Step.1] モニター調査に応募して [Step.2] お手元に届くプルーム・テック・プラスを使用してみて [Step.3] 後日メールで届く計2回のアンケートに回答すれば

謝礼として、モニター品をそのまま無料進呈してもらえる調査になります。

え?本体もらえるの?マヂすか?

即応募(笑)。

応募するとすぐに「お申し込みを受け付けました」という、まぁ自動返信メールらしいメールが届いたので、早速試せるとわくわくしていたのですが。

3日経っても音沙汰ナシ

9月はわりとバタバタとしていて実際には1週間くらい経っていたのだと思うんですが、まぁなんの音沙汰もないわけです。で、まずはキャンペーンサイトに行ってみると、「キャンペーン応募期日:9月末まで」「商品の発送はキャンペーン終了後2~3週間後を予定しております」、と書いてある。なんだ、キャンペーン応募したらすぐに届くわけじゃないのね、とメールをいったんアーカイブ、10月2週目くらいにもう一度受信トレイに戻すように設定*2

そしてすっかり忘れてしまいます。いずれ顛末をお話しますが、別のMODを購入しようとして通販を使ってちょっとトラブルに見舞われたりして、無事MODの購入はできたので良しとしますが、ちょっとVAPE関連では面倒が起き、仕事もそこそこ多忙でVAPEの情報をそれほど得ることもなく、10月を迎え、更に仕事が忙しくなってまいりました。

LINEで(宅急便の)通知

10/8、PC関係のパーツ注文を前日にしていたので、注文した品が宅急便*3で翌日に届くよ、というLINEメッセージが。お、届くのね、といったんLINEを閉じたのですが、数時間後、またヤマト運輸のLINEメッセージが。あれ?なんか頼んでたっけ?と思ったら、「Ploom専用カスタマーサービスさまからのお荷物」とある。

何だっけなぁ、と30秒くらい考えて、思い出しました。キャンペーン応募してたのを。到着は10/10予定。

そして、迎えた10/10、仕事をしていると玄関から声が*4。で、届いたのがコレ。

箱を開けてみると、いわゆる「スターターキット」的な感じなので、更に箱を開け進めます。そして入っていたのが本体(セット)とタバコカプセルがなんと6箱も!10月からタバコ製品が値上がりして、カプセル一箱500→550円ですよ。本体が2980円で、カプセル3300円(値上げ前でも3000円)。6000円近いセットを「モニター調査」で「無料進呈」って、随分と大盤振る舞いしてくれるじゃないですか。

と思ったのだけれど、ふと前日に見たニュースを思い出す。

www.itmedia.co.jp

コレは...。まさか新製品が出るんで在庫整理のために????

まぁ、そういう邪推は止めておきましょう。なんにせよタダでいただけるものですから。こんなんいくらあっても困りませんからねぇ。

好きじゃないけど開封の儀

一応本体セットだけは「開封の儀」をしておきます。

今回は特に何かを指定して購入したわけではないので、本体の色などについてもよく見る黒いのが来るんだろうなぁ、と思っていたのですが、箱の本体画像はなんかムラサキっぽい。確かに開けて本体を見ても濃いめのムラサキ。箱をよく見たら「URBAN DEEP VIOLET」と書いてある。まぁ濃いめのムラサキです。

同梱品。バッテリー本体はよくわかる。で、カートリッジ/カプセルを仕込む吸い口部分を組み合わせるのね。あとは充電器とUSBケーブルはMicroUSB。JTさんの「好きじゃないところ」は、この充電器(アダプタ)を『専用』としているところ。電圧や電流などの違いがあるらしく、その辺の一般的に流通しているモノでは充電ができなかったり、最悪使えなくなってしまったりしてしまうこと*5ユーザビリティという点ではイケてない。旅行とかに行ったときに何個もアダプタ持ち歩くのはちょっとね、と思うのでこういうのは(ユーザに)優しくないなぁ、と思います。

とりあえず充電します。充電が終われば使えるのだけれど、VAPE(のMOD)に慣れていると、意外と「まず充電してから」というのが、え?と思ってしまうんです。最近のAIO型MODであったりPOD型/スティック型MODは販売時にフル充電された状態で売られていることが多かったりします。VAPEと違って、カプセルに消費回数が設定されていたり、その回数に合わせて本体側で何らかの機能が発動したりと(いわゆるパフカウンター用のLED点滅)、最初からフル充電で使ってもらわないと都合が悪い、という理由もあって完全放電された状態で販売していると思うのですが*6、コンビニで本体とカプセル買ってすぐに吸えるようになっていた方が俺としてはうれしいんだけどなぁ...*7

続きは...

さて、充電が終わったら次はカプセルをセットして実際に吸ってみる、というレビューですが、これは次週以降にしましょう。とりあえず1種類ずつ試してみて、更に、これは俺の個人的な趣味レベルですが、どこまでカスタマイズができるのか、についても考えながら検証してみたいと思っています。特に無印ではできた「リキチャ」が、そもそも構造が違うプラスでは可能なのかどうか、いろんな視点から分析して、使い倒していこうと思っています。乞うご期待。

*1:と言っても個人で仕事をしているのでメアドは一つしかないんですが...。

*2:Gmailスヌーズ機能を使います。

*3:あえて「宅急便」と書いています。そうです。ヤマト運輸からのお届けです。

*4:仕事部屋からドアホンが聞こえないんです。馴染みの宅配業者さんには「玄関の真上の部屋で仕事してるんでドアホンならして出なかったら一声かけてください」とお願いをしています。これをお願いしても絶対にやってくれない某業者さん。何とかしてほしい...。

*5:以前コレでプルームテック(無印)のバッテリー交換をしたことがあります。

*6:他にも電池の劣化や輸送時の事故防止などいろいろとあるんでしょうが...。

*7:そういえばmybluはどうだったかな、と記憶をたどっていますが、確か買ってから充電しないと使えなかったはずです。

STLTHのその後

以前「所有ブツ」ということで紹介をしてみたわけですが。

使っていくべきか、それとも「使えなかった」と捨ててしまうべきか、と悩むところだったりするのですが、 とりあえずやってみたいことがいくつかあるのでそれが終わってから考えたいと思います。

と、後を濁す感じの書き方で終わってしまっていました。実際に「やってみたいこと」は何だったかと言うと、

一つは前述のように「ニコチン入りのポッド」を海外から取り寄せて使ってみること、 もう一つはリキッドの入れ替えをしてこれに合うリキッドが見つけること、

だったわけです。ただ、ニコチン入りのポッドは入手が困難っぽい、というか売っているところを見つけることができませんでした。アメリカではJUULがメジャーですし、そもそもそのJUULを含むPOD型(スティック型)VAPEのニコチン入りのポッドも入手はそれなりに難しいようで、探してみてはいたのですがJUUL用のニコチンポッドくらいしか見つかりません*1

本題:「試してみた」

PODが手に入らないなら自分でやるしかないです。リキッドを入れ替えてみます。入れ替え方は前回の投稿でも動画を紹介していますが、同じ動画を貼っておきます。俺の動画じゃないけどいいよね。

www.youtube.com

問題は、入れ替えるのはどのリキッドがいいのか、という話。

その前にまずはVAPEとしてのスペックを整理しておくと、

* PODのコイル抵抗値(実測値):2.35Ω * バッテリー(推測値):3.7V(一般的なリチウムイオン電池の容量と推測) * 出力(いわゆる「ワット数」: 上記からの算出):*2  3.7 * 3.7 / 2.35 = 5.825W

2.35Ω、5.8ワットで、ということになると、家にあるリキッドで高抵抗セッティングでうまそうなリキッドで思い浮かぶのは以前ご紹介したシラフシラズ。

racchie-vapefun.hatenablog.jp

とはいえ、抵抗値が高すぎて、リキュール系の香りよりはナッツやバニラ系の香りが強めに出るだろうとは思っていたのですが、ここにほんの少しだけ、「秘蔵の」ニコリキを1滴混ぜてみます。これでニコリキ入りのPODが完成。

余談:ポッドの蓋を閉めた後

動画では「これでもう漏れの心配もねぇぜベイベー」とか言ってないはずですが、まぁ簡単に入れ替えはできるものの、一度やってみるとその後のリキッド漏れは酷いですし、漏れを防ぐ方法を考えてみました。

たまたま手元にあった「マステ(マスキングテープ)」をポッドの周囲に1周巻きつけてみました。キモは『1周』。重ならないように、またできるだけフタの黒いところとタンクの透明部分の両方にかかるように、そしてもし(俺のように)蓋のツメ部分のタンク部分を少し壊しちゃっていたりしたらそのあたりもカバーできるように、とにかく、「タンクとフタの接合部からの漏れは限りなく0になるように」を心がけてマステを巻きつけます。ちなみに2周以上巻くと本体にPODが入らなくなります。

これで漏れは「劇的に収まります」。が、ゼロにはなりません。もしよろしければお試しください。

「ニコリキ」のお味は?

実はmybluのサイトで、VAPEの「吸いごたえ」についての説明があるんです。

www.blu.com

喫煙者がたばこの評価をするときによく聞くのが「キック感」という言葉です。 キック感は紙巻きタバコを吸ったときに喉に生じる刺激から得られる感覚で、 たばこを吸ったという満足感の指標でもあります。 吸いごたえやスロートキックと表現する人もいます。

このキック感を生みだしているのは主に「ニコチン」です。

煙/蒸気を吸い込んだ時にのどの周辺に感じる刺激、いがらっぽさ、とでも言うのか、そういった刺激感、ですかね。これをタバコテイストのあるシラフシラズで試せば、もしかすると葉巻やパイプにも似た刺激感を口の中で味わえるのでは?と思ったわけです。

......。

...パイプとかに近いけど、もう少しマイルドな感じ。でも、味が一気に引き締まる。ニコリキの量はそれほど入れていないので、「ヤニクラ」までは起こらないけれど*3、まず口の中に煙を溜めた時点で、じわじわと口内の粘膜に染み込んでいく「ナニモノカ」の感覚が。もっとニコチンの量を増やせばチリチリとした染み込んでいく感触が味わえそう。そして、タバコや葉巻・パイプと違うのは、タールのねっとりとした、それでいてとがった、いがらっぽさ、というよりは灰の味、とでも言うかそういう刺激がないこと。VAPEでもドライヒットをした時に感じるあの苦みです。アレはない。

MTLデバイスの楽しみ方はまさにコレ

MTLというところもパイプに近いかな。口の中で少し煙を燻(くゆ)らせてから、そのまま肺に入れるもよし、気化したリキッドの香りを楽しむべく、鼻で口内の煙を吸うもよし。

紙巻きたばこでも、葉巻のようにゆっくりと時間をかけて吸う方が実は美味しいんだけど*4、葉巻の吸い方と同じように、「まずはゆっくりと煙を作って口に溜め」、「口の中で煙の味を感じながら薫らせて」、という吸い方はMTL系のデバイスの方がやりやすいわけですよ。その吸い方でニコチンのキックが入ってくるとこれまたタマリマセン...、という感じ。

単体で吸っているとちょっとリキッド選択が「コレジャナイ」感があるのだけれど、リキッドが悪いわけではなくてデバイスとの相性の問題なので。それでもナッツ+クリーム系のリキッド、と考えればコーヒーとの相性は抜群なので、コーヒーを飲みながらちょっと一息、というシチュエーションであればむしろこのリキッドとデバイスのセッティングはイイ感じだったりする。

STLTHは(あくまでも俺個人的に)アリかナシか

mybluを(壊して)手放した時にも思ったことだけれども、「タバコ」の代替品を探す時に、やっぱり必要なのは「タバコ」を喫煙するときに感じられる刺激と同じものをどこまで得られるか、だと思うんです。先に挙げたmybluの「吸いごたえ」についての考察はまさに的を射ていて、紙巻きたばこからVAPEに切り替える人たちが脱落していくのはいわゆる「キック」の刺激が足りないから。

mybluもそうだったしSTLTHもそうだったけれど、日本国内における薬機法の制限がある以上、ニコチン入りのPODは売れない。でもそれじゃキックが足りない、となればメンソールを強くするしかないんだよね。でも、メンソールで感じる刺激とニコリキで感じる刺激は違う。それは今回「やってみたい」ことをやってみて実感したこと。

でも、やってみて思ったのは、仮にSTLTHを使い続けるとしても、ニコチン入りのPODが手に入らないのであれば、楽しみはたぶん半減、いや、もっと少なくなるんじゃないかな。10分の1くらいとか。MTLで、というならPASITOもあるんでそれで充分だろうし*5、PODのメンテナンスもあっちの方が楽ですしね。

そうなるとSTLTHは手放したほうがよさそうですね。本体の電池がリキッドまみれなので廃棄処分になっちゃいますが。ちょっと残念...。

*1:余談ですが、JUULはアメリカで人気ですが、STLTHはお隣のカナダでそこそこ人気があるらしいですよ。

*2:W = v * v / r

*3:ちなみに「ヤニクラ」、タバコを久しぶり初めてだったりで吸った時に目まいが起きる現象です。タバコの場合は他にも要因があると思いますが、紙巻きたばこではないニコチン入りのリキッド吸引で「ヤニクラ」が起こる原因は、ニコチンを摂取することによる血管収縮が起き、一時的に血流が抑制されるからです。

*4:いずれ書こうかと思っていたのですが、昔まだ喫煙者だったころに、喫煙所で一緒になった当時勤務していた会社の社長が「あぁ急いで出かけなきゃ」と言いながらセブンスターに火をつけたと思ったらスパスパとふかし始め、30秒くらいで1本を灰にして慌てて喫煙所から出て行ったことを思い出します。喫煙所内の匂いの酷かったことと言ったら...。セッタも10分くらいかけてゆっくりと吸うと美味いんですけどねぇ...。

*5:と言ってもPASITOは完全にエアフローを閉じてもギリDLで吸えます(笑)。